ミロンガにおけるデモ
今日日曜日はいつもならあるミロンガに行くのだが、今晩は家でおとなしくしている。
なぜか?
今晩は、某有名(ステージ)タンゴ・ダンサーのミニ・パフォーマンスとかいうのが30分もあり、そのために普段の入場料が10ドルなのが、いきなり20ドルだというのだ。2倍ですぞ。これが金曜日や土曜日なら、まだ許せる。遅くまで残れるから、まあ30分食い込んでもいいや。でも日曜日のミロンガでこれをやられると、ただでさえ少ない踊る時間がさらに少なくなるのだ。
オレは、どうもよくわからない。ミロンガというのは、踊りに行くところだ。そこで30分もデモをやられては、踊る時間が30分減る。にもかかわらず、余計に金払えという。
まあ、出稼ぎに来た先生達が、自分達を紹介して、そしてあわよくばプライベート・レッスンの生徒を取るために、1・2曲踊らしてください、というのならば、わかる。オレもそこまで器量の狭い男ではない。先生も生活大変だろうから、そのくらいならいい。でも、「踊ってやるから」、金よこせっていうのは許せない。
そして、もっとわからないのが、かなりの人達がその余計な金を払い、自分たちの踊る時間が短くなっても、喜んで見に来るということだ。どしてー?タンゴのショーを見たければ、劇場へ行って見ればいい。何もミロンガでやることないじゃないか。
まったく、いわゆる大物ダンサーがサンフランシスコに来る季節は憂鬱になる。おお、似たようなことをオレは2年前にも書いていたな。でも許せんからしつこく書くことにした。
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