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2007-07-16

Negracha&Diego ワルツ・クラス備忘録

どうも最近流浪していないので、このブログの記事ちっとも増えない。

代わりに、久しぶりに受けたクラスで習ったステップを忘れる前に書いておこう。

先生は、Negracha & Diego というカップルで、Negracha が女性で Diego が男性。一見して、Negracha の方がずいぶん年上。Negracha は英語は苦手で、Diego が通訳をするという、普通よくあるのと逆のパターんである。ウェブサイトによると、ブエノスアイレスが一応本拠地のようだが、年の半分は北カリフォルニアを拠点にアメリカをタンゴ行脚しているみたいだ。ここ3ヶ月ほど、ベイエリアのあちこちでクラスをやっている。

ウェブサイトには、ミロンゲーロ・スタイルを伝えるのが使命のように書いてあるが、デモビデオをみても、生のデモをみても、ミロンゲーロ・スタイルで踊ってないところが、ちょっと不思議。でも、何と無く気になったのでワルツのクラスを受けてみた。

最初に、ワルツの曲をききながら皆で手をつないで歩き、リズムの取り方を教えたが、これはなかなかいい教え方だと思った。

本日は、ワルツの中でヒーロを使う、というお題目。ステップは、こんな感じ:
  1. まっすぐ4歩ぐらい歩く。
  2. (4歩目で)男性の右足が着く時、完全に着地せず、軽くのせるだけ。次の一拍で右足を左足の後ろを通して交差、左に着地。女性はこれと線対称の動き。(この時点で、男女のコネクションははずれてしまうのが、このステップの難点。)
  3. 男性、胸を右方向(時計回り)に動かしてヒーロをリード。足はできるだけ動かさず、胸(と腕)だけ回転させる。(何拍分これをするのか忘れた。多分4泊。)
  4. 最後に、一瞬足をそろえ、今度は左足を右足の後ろを通して交差、右に着地。
  5. ねじが戻るように、胸を左方向(反時計回り)に回転させる。足は動かさないよう、頑張る。
  6. 女性が前に来たら、右足を踏み込んで、そろえて、右足から前進。(コネクション復活。)
こんな感じか?うーん、今度やったらできるか不安になってきたぞ。楽譜のように、タンゴのステップをうまく記述する方法を誰か考えてほしいもんだ。

オレは、自慢じゃないが、大抵のクラスで後半落ちこぼれるたり、何と無くできるがクラスが終わると何をならったのか忘れてしまうのだが、このクラスは、大丈夫だった。きっと、教え方がうまいのだろう。それに今日習ったこのステップ、どんなワルツでも使えるし、広い場所を必要としない、適用範囲の大きい役立つステップだと思う。ということで、この先生方の評価はオレの中では高い。今度またワルツのクラスがあったら受けようと思う。

しかし・・・、クラスの後のミロンガで実際にこのステップを使ってみてわかったのだが、これ、結構危険である。2回目の男性裏クロスの時割りと長い距離、死角である右後方に移動するので、他の人にぶつかる可能性大。事前に回りの様子を観察しておいて、十分な空間がない時は、2回目のクロスなしで、元の位置に戻るのがよさそうだ。